『ヴァナゴン』という車を買ったこと

車中泊&キャンプ

家族が増えてきたので7人乗り以上の車を探していた

「なんでこの車買ったん?キャンプ好きなん?」とよく聞かれます。
『ヴァナゴン』の存在なんて1年前くらいまで全く知りませんでした。

2人目の子供が生まれて、両親を車に乗せることもあるし、7人乗り以上の車を探していました。
そんな時、友人からGAKUYAさんというヴァナゴンを専門的に取り扱うディーラーの存在を教えてもらい、冷やかし半分で見学に行ったら、この車とGAKUYAさんの人柄に惚れしてしまって「今すぐ購入できるのはこの1台だけです!」と言われて購入を決めました。この車に乗り始めて早くも1年が経ちました。

ヴァナゴンとは?

私が購入した『ヴァナゴン』は、バンとワゴンを組み合わせてヴァナゴン(VANAGON)と名づけられたフォルクスワーゲンが1993年まで日本国内で正規で販売していたTシーリーズのT4のことで、もちろん中古車として購入しました。

T4のオリジナル仕様として、フロントシートは回転させて真後ろに向けることができるし、セカンドシートは倒して机にできるので、まるで『リビングダイニング』のように変形するというのが当時からのコンセプトだったようです。

車中泊はじめざる得ない

さらに私が購入したものは、前オーナーにより、サブバッテリーとFFヒーターがカスタムされていたことや、3列目のシートが別仕様の車と入れ替えられていてフルフラットにできること大きかった。エンジンを動かさずとも、暖房や携帯などの充電が可能なので、まるで『寝室』のようにも使うこともできるのだ。
これは『車中泊』をするしかないよと、前オーナーから予期せぬ贈り物をもらったようなもの。
そもそも『車中泊』という世界もほとんど知らなかった!

最初から車中泊目的で探してなかったし、この時はキャンピングカーなどもほとんど興味がありませんでした。

「日常生活に、いつもやらないことを少し加えるだけで全然違う風景に見える。」

この言葉は、kindleの無料のやつで最近の読んだ「僕の人生には事件が起きない」というハライチの岩井さんの本に書いてあったのですが、まったくその通りで、この車の購入を決めたその日から『車中泊』や『オートキャンプ』といった今までの生活には無かったキーワードが飛び込んできました。

アウトドアに対する考え方が変わった

思い起こせば、4〜5年前のアメトークの夏フェス芸人を見てColemanのイージーリフトチェアを買ったり、3〜4年前くらいに、簡単に外で火が使えたたらなとSOTOのツーバーナーを思いつきで購入するなどして、気が付けば1年に1~2回くらいはデイキャンプ的なことをしていましたが、どうやら我が家は虫嫌いが多いことが早々に判明し、キャンプとはままあ遠い位置にいました。

でも、この車を手に入れてから、キャンプに対するハードルがぐっと下がりました。
キャンプだからといっていつもテントを張ることにこだわる必要も無いし、家族にアウトドアを強要したくない。気分がのらなければ車の中でニンテンドースイッチをやっていても構わない。

キャンプをするというよりは、レジャーをDIYすることを楽しんでいるというのか、とにかく週末を開放感のある自然の中で家族と過ごすことが本当に増えました。

またInstagramなどのSNSなどの存在も大きく、同じ趣味を持つ人々と出会いが広がり新たな「コミュニケーション」が生まれる予感もある。実際に、GAKUYAさんのカレンダー企画なるもので、上の写真が9月部門で採用され、オリジナルカレンダーになり発売されるということが起きました。

「動く別荘」を手に入れた

家や事務所と同等に車で過ごすことが本当に多くなりました。移動前後の空き時間を活用して、かなり快適に仕事作業ができます。

自動車は、移動が本来の目的だと思いますが、『オートキャンプ』や『車中泊』といった余暇を自由に過ごすこともできることに気付かされました。『場所』に加えて『時間』まで自由自在になった気分で、予想を超えた付加価値が多く得られました。

まるで「動く別荘」を手に入れた気分です!

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